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介護現場の「介護される人の気持ち」

このサイトは株式会社ニューパートナーズホールディングスをスポンサーとしてZenken株式会社が運営しています。

介護される方の心中は、いろんな感情が重なり合って複雑なときもあります。ここでは介護現場のリアルな声をもとに、介護士が知っておきたい「介護される人の気持ち」を考えていきます。

INDEX目次

介護士の働き先は、施設・居宅・医療機関などがあります。このサイトでは「施設介護」の現場で働く人たちに着目し、未経験から介護士を目指すためのポイントや年収事情などを紹介しています。詳しくは下記リンク先も参考にしてみてください。

現役介護士の声を調査

ここからは、当メディアを監修するホスピス特化型有料老人ホーム「スイートガーデン」の現役介護士たちの声を紹介していきます。

メディア監修

ホスピス特化型有料老人ホーム
「スイートガーデン」運営
株式会社
ニューパートナーズ
ホールディングス

全額補助 & 給与を得ながら
資格が取れる制度を完備
株式会社ニューパートナーズホールディングス
引用元:スイートガーデン採用公式HP(https://sweetgarden-recruit.jp/)

当メディア監修の「スイートガーデン」(株式会社ニューパートナーズホールディングス)は、「資格支援制度」で介護業界未経験・無資格の方の転職を応援しています。介護業界で初めて働く皆さんが、1年目にぶつかる壁や不安を解消する取り組みを行っており、特に働きやすさを追求した福利厚生や、時代に合わせて進化していく介護現場の効率化を図る「介護DX」に力を入れています。

利用者ファーストの介助

「利用者様のペースに合った介助をすることを心がけています。業務に追われ、スピード優先の介助になってしまうと、その様子をすぐに察知し、不快な思いをする方もいらっしゃいます。自分のペースではなく、その方にあったペースで介助するのが、お互いにとって最善の方法だと思っています。」

参照元:スイートガーデンTIMES第3号[PDF](https://sweetgarden-recruit.jp/wp-content/uploads/2024/02/sweettimes_vol03.pdf)

相手に気を使わせない
「声がけ」を意識

「入居して間もない利用者様の中には、介助のときなどに申し訳なさそうに呼び出しコールをする方もいます。そんな方に少しでも早く慣れてもらうために、挨拶をはじめとした「声がけ」を意識しています。以前、入浴介助をした方から「あんたでよかったわ。次もあんたが入れてくれるか?」といってもらえたときは、心が通じ合えた気がして嬉しくなりました。」

参照元:スイートガーデンTIMES第1号[PDF](https://sweetgarden-recruit.jp/wp-content/uploads/2024/02/sweettimes_vol01.pdf)

満足のいくサービス提供に
ついて考えている

介護士の顔写真
引用元:スイートガーデングループ採用サイト
(https://sweetgarden-recruit.jp/interview/3116)

「業務が忙しいとき、どういう風に対応すれば満足のいくサービスが提供できるか?と現在考えながら勤務しています。時折「忙しいのにごめんね」と言われることがありますが、入居者が安心して過ごせるように、ささやかな訴えをも見逃さず対応していけるように頑張りたいです。」

参照元:スイートガーデングループ採用サイト(https://sweetgarden-recruit.jp/interview/3116)

相手の気持ちになって
介助する

「こちらの考えで行動するのではなく、利用者様のご希望をうかがい、利用者様の気持ちになって介助するように心がけています。」

参照元:スイートガーデンTIMES第1号[PDF](https://sweetgarden-recruit.jp/wp-content/uploads/2024/02/sweettimes_vol01.pdf)

利用者様に
気を使わせてしまっていた

「過去に仕事がしんどいなと思い、それが顔に出してしまっていたこともありました。夜勤時に何回もナースコールで呼ぶ方がいて、その方がふとした瞬間に言った冗談に思わず笑ったとき、「やっと笑った顔が見られたわ」と言われました。利用者様の前でしんどい表情を見せてはいけないと、自分自身を戒めるきっかけとなりました。」

参照元:スイートガーデンTIMES第2号[PDF](https://sweetgarden-recruit.jp/wp-content/uploads/2024/02/sweettimes_vol02.pdf)

利用者様に
安心してもらえる存在に

「利用者の方から、「あなたで良かったわ」「あなたが来てくれたんだ」と言ってもらえた。介護士の1人としてではなく、“私”で良かったと言ってもらえたときにやりがいを感じました。」

参照元:スイートガーデンTIMES第2号[PDF](https://sweetgarden-recruit.jp/wp-content/uploads/2024/02/sweettimes_vol02.pdf)

相手の気持ちを尊重する
スイートガーデンのモットー

実際の介護施設では「介護される人の気持ち」をどのように尊重し、スタッフにどのような指導を行っているのでしょうか。ホスピス特化型有料老人ホーム「スイートガーデン」を運営するニューパートナーズホールディングス山中 慎一代表は、社内報の中で以下のように語っています。

介護される人の気持ちを
尊重するには?

皆さんには、常に利用者様の立場になって考えることを習慣づけてほしいと思います。「どうしてもらったら嬉しいだろうか」という視点から、アイデアや工夫が生まれます。100点満点の答えを出すのは難しいかもしれませんが、状況や場所に適した選択肢を見つけてください。

私自身は、常に利用者様を自分の家族や身内だと思って接してきました。(中略)そうしてきたからこそ、温かい言葉を返され、仕事を通して癒やされることができたのだと思っています。老人ホームは、人と人とが最後に心を通わせる場です。皆さんにも、このような気持ちで臨んでほしいと願っています。
(山中慎一代表)

引用元:スイートガーデンTIMES第2号[PDF](https://sweetgarden-recruit.jp/wp-content/uploads/2024/02/sweettimes_vol02.pdf)

スイートガーデンでは、利用者を家族だと思ってケアする姿勢が正しい選択へと導くカギになると考えています。このようなメッセージをSNSなどでも発信することで、多くの利用者とその家族に納得される質の高い介護サービスを目指しています。

感情の尊重は介護の鉄則!
学びの姿勢が大事

介護される人は、心に感謝だけでなく不安や苛立ち、申し訳なさや恥ずかしさなど、複雑な感情を抱えています。スイートガーデンの介護現場では、スタッフ一人ひとりが相手の気持ちに寄り添い、優しさを学びながら介護サービスを行っています。

ニューパートナーズホールディングスが運営するホスピス特化型有料老人ホーム「スイートガーデン」では、介護業界未経験・無資格の方を「資格支援制度」で応援しています。大阪で介護士の仕事をはじめたいと考えている方は、ぜひ現役スタッフの声も参考にしてみてください。

「介護される人の気持ち」から学ぶ優しさ

介護サービス利用者は、身体機能や認知機能の衰え、また持病などがあり、一人で生活を送ることが困難な人がほとんどです。健常なときには当たり前だった日常生活が、自分一人ではままならない不便さ。これから進行していく衰えや病気に対しても不安やストレスを感じています。

そんな中で、介護職員からサービスを受けることについても、単純な感謝だけでは表せない複雑な気持ちを抱いている利用者が多くいます。「ありがたい、でも申し訳ない」「もっとこうしてほしいけど言い出せない」「恥ずかしい、情けない」といった感情から、介護者に素直になれないケースも見られます。

介護される人の気持ちに
寄り添う方法

本当の意味での「介護される人の気持ち」というのは、実際に自分がその立場になってみないと分かりません。介護士も、最初は分からないところからスタートし、いろんな利用者と接することで経験知として『介護される人の気持ち』を体得していきます。その上で、「遠慮しなくていいんですよ」「もっと頼ってくださいね」というように、相手の気持ちに寄り添ったケアの方法を学んでいきます。これは、人としての優しさであると同時に、介護のプロフェッショナルとしてのテクニックでもあるのです。

対人サービスだからこその
難しさとやりがい

利用者は一人ひとり違うため、同じサービスをして「ありがとう!」と喜ぶ人もいれば、あまり喜んでくれない人もいるでしょう。言葉や表情に出なくても、心の中で感謝している場合もあります。介護スタッフはもちろん「ありがとう」と言われるとやりがいを感じますが、ケースによって一喜一憂しないことも大切です。介護される人の気持ちによってサービスの質が左右されない、介護のプロを目指しましょう。

Zenken
当メディア「かいごいこか」とは
       

介護現場の現状や転職情報などを発信している「かいごいこか」は、現役社員の声を集めた求職者のためのポータルサイトVOiCEや海外介護人材事業を行うZenken株式会社が制作・運用しています。介護未経験・無資格でも将来プロになりたいという皆さんを応援しています。